ヘレン・ケラー物語ではありません(笑)

久々に全く用事がない週末。 
じっくり腰をすえて・・・・・夢中になりすぎて、
     夕飯の支度も忘れて本を読み続け・・・・。
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真保 裕一 著
「奇跡の人」を 読了





物語は 主人公である相馬克己の母からの手紙、そして克己の闘病記録でもある母の日記から始まる。
相馬克己は、自動車事故を起し、脳死の一歩手前の状況だった。命がとりとめられても植物状態になるかもしれないという危機的状況の中から、奇跡的な回復を見せる。しかし、事故前の彼の記憶は全く無く、言語も感情も0歳児からのスタートと同じレベルだった。
8年という入院生活の中でずっと彼を看病し続けた母は、ガンで亡くなり、身寄りのない彼のために病院は彼が自立できるように、作業療法も含めいろいろとサポートしてくれた。
そして、いよいよ一人での生活が始まり、それとともに彼の中で芽生えていた疑問をとく、自分探しが始まったのだが・・・・。


前半は、母の日記の内容に 自分までもが祈るような気持ちで読み、そして、主人公が自分探しに動き始めたときは、彼の記憶が無い部分を知りたい自分と何かが起きそうで怖い自分とが入り混じりながら後半へと入っていった。 正直、後半最後の展開はあまりに衝撃的すぎて、「現実み」が少し薄れた感じはあったけれど、一気に読み終えた。
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by hello02 | 2008-06-28 21:19 |