ふと 手渡された本

最近、特に実家と連絡を取るたび ハラハラすることが多くなってきた。
年老いた親の感情面、行動面、 起伏の激しさやその不安定さ。

電話では、表情を見て話しているわけではないので
わかりにくいこともある。

でも、離れていても 直感的にあれ? 今までと違う!
と感じるときもある。

たまたま、そんなときちょっとした事件が起きた。(いやいや、ご心配なく)
まぁ、すったもんだの末、2日間で解決はしたのだが。

凹みそうになっている私に主人が差し出した本がこれ
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一志治夫 著
綾戸智恵、 介護を学ぶ」



あのジャズシンガーの綾戸智恵さんの取材を通じて長い付き合いとなった著者が、綾戸母娘の出会いから認知症を発症した母の介護を通して、綾戸智恵という人間の介護への認識の変化をつづったものだ。
介護という本のタイトルを見て、主人から手渡されたとき、「介護なんて頭で読んで理解するもんじゃないし・・・」と、本をつき返そうとしたのだが、ちょっと思い直して素直に読んでみた。

何も介護についてのマニュアルではない。 そんなことは一切かいていない。介護の専門書でもないし。
タイトルは「綾戸智恵、介護を学ぶ」・・・・・だが、読み終わってみると「綾戸智恵さんから、介護を学ぶ」という気持ちだった。  凄い!とか 立派!とか、そんな感想ではない。
やはり難しいのだ。介護する側の自分がいかに考え方をかえていくのかが。

とにかく、そういうことに直面している人もまだそこまでは・・・という人も含めて、自分が他人事ではない年齢になっているということ。 それを改めて感じさせられた本でした。
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by hello02 | 2011-01-29 22:39 |