自衛隊3部作  その1

3部作といっても、特に連載ではありません。

今年の春に映画化が決定した「阪急電車」 去年テレビで放送された「フリーター家を買う」の
原作者である 有川 浩(Arikawa Hiro)さんの作品
「塩の街」 「空の中」 「海の底」の3作品を 一週間で一気に読んだ。

有川さんの本「阪急電車」を読んだあと、彼女の作品を読もうと
正月早々、本屋に立ち寄ると横から有川作品好きのトドが
「これ、読んでみたら~」と渡されたのがこの作品たち。

最初、「海の底」をぱらぱらと店頭で読んでいたら、設定場面が横須賀。
あらまぁ~、どんな展開が待ってるのかしら・・・(阪急電車のイメージで)・・・と
またパラパラよんでいくと・・・・・ムムムム・・・・あれ・・・あれれれれれ?

そこで、またトドが横から 「だって、有川さん電撃(文庫)デビューですから!」
ったく!自分が高校時代にもうすでに読んだからって、人の反応を横から
楽しみやがって・・・・。 でも、 トドちゃんのお勧めだから、素直に読んでみまひょ。

と、『海の底』 → 『空の中』 → 『塩の街』の順で読んだけれど、、
一応、「塩の街」がデビュー作品なので、こちらから紹介。

f0154563_8575467.jpg
『塩の結晶が地球に飛来したことで、
         人間が塩化し世界が死滅していく』
ざっくり言うと、そういう話なのです。(ざっくりすぎます?)

主人公は元自衛官の「秋庭高範」と高校生の「小笠原真奈」
物語のはじめには 二人の奇妙な?同居生活が始まっているのだが、
その二人と出会う遼一、トモヤ、それぞれの人生が、真奈の目の前で
白い結晶となっていった。
塩害というものを初めて目の当たりにした真奈。 塩化し、風化した像は
見たことがあったけれど、、、どこか塩で作った彫像のように思おうとしていた。
生き別れたままの両親も、もうすでにそうなってしまったのだろうか・・・・?
そんなところへ、突然現れた 謎の男「入江慎吾」

この入江の登場により、物語も大きく動き出す。
入江の正体も、秋庭の置かれた地位も、段々と明らかに。
そして、秋庭が入江から与えられた使命は。


入江が言う
『愛は、世界なんか救わないよ。賭けてもいい。愛なんてね、関わった当事者達しか
救わないんだよ。救われるのは当事者にたちが取捨選択した結果の対象さ。』

キザねぇ~入江くん・・・とおばちゃんは思う。 
でも、 さすが、有川さん。 大人のライトノベルを書きたかったというのがわかる力作でした。
番外編で追加編集された「塩の街、その後」の方は、力が抜けて、もっと有川ワールドがよりよくでている
気がしました。


その2 「空の中」は、またあらためて。
[PR]

by hello02 | 2011-01-17 09:29 |