買っちゃった


本は、もっぱら図書館で借りる私が、久々に単行本を買った。
本屋にふらりと寄って、久しぶりに 『こうたろう』さんと ごたいめ~~~ん!

ええ、ええ、ギターもった コータローさんではなくて、
『しあわせたろう君』の方ですけどね。

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伊坂 幸太郎 著

『オー! ファーザー』を読了












主人公は、高校生の由紀夫くん。
そういや、前首相となってしまった方も、同じお名前でしたっけ?011.gif 011.gif

彼の家族は6人家族。 彼と母と父4人013.gifの計6人。
我こそが父親という個性的な4人との暮らしは、由紀夫の性格や日常の行動に
大きく影響をもたらしている。
唯一、はっきりとした親子関係であるはずの母・知代は、いつも残業や出張で不在気味。

外見も職業も性格も嗜好も異なる個性的な4人の父の面々は、

『鷹さん』 品のない軽装が多いけれど何故かそれが似合うギャンブル好き
『悟さん』 思慮深く落ち着きある雰囲気をもつ、本好き・クイズ好き・・・いやマニアというべきか。
『勲さん』 筋肉ががっしりつまった身体の 中学教師
『葵さん』 由紀夫と兄弟と思われることも少なくないが、頭の中は女性のことのみ

こんな家族の共通娯楽が 麻雀!

この父親4人ともが知代に『二股はかけてない』といわれ
蓋を開けてみれば、結局は『四股005.gifをかけられていた』のだけれど、
DNA鑑定をおそれ、そこを避けてずるずると共同生活。
最初から、この生活が当たり前だった由紀夫でも、なかなか他人に
父親が4人います!とは言えなかった。

そんな由紀夫が高校生のとき 鷹さんとともに無理やり連れて行かれた
「ドッグ・レース」会場で目撃したできごとから、事件へと巻き込まれていく。



伊坂作品らしく、伏線があるものの、それほど複雑難解なものではない。
むしろ、4人の父親の形こそ違えど息子に対する『愛』がかんじられたり、
他に登場する人物も そこそこのキャラを持ちつつ、うまく絡み合ってくる。
もちろん、伊坂さんお得意のクスッと笑える洒落も入っているし。
「ゴールデン・スランバー」のような ハードでスリリングな感じはないけれど、
面白くて、読みやすい作品でした。
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by hello02 | 2010-06-06 14:32 |