ポンポコピーのポンポコナー


久々に本の話題をひとつ・・。

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平 安寿子 著

『こっちへお入り』を読了。




「人生って、ギャンブルだよなぁ、何が起こるか、わからない」

そうそう、あるよね~。 ちょっと前までは考えても 思ってもみなかったことが起きたり、自分が足を踏み入れてしまたりっていうこと。 
今回の主人公の性格もまたこれが、私自身と重ねあわせるところが多々あり・・011.gif
落語という世界を通して、人間模様を探っていく過程と主人公自身の考え方を見直していく過程を 落語初心者向けにうんちくも織り交ぜてくれているので 楽しく読みすすめることができた

『寿限無、寿限無・・・』のくだりは、落語通でない私でさえ、かつて覚えさせられた記憶がある・・学校でだったかなぁ? なんだかわけもわからずに、必死に口を動かして、ただひたすらにブツブツと。 当時はiPodなんつうモノは無かったから、繰り返し聞くという作業はなかったけれど。 ブツブツ繰り返すうちに、言葉のリズムが出てくると覚えられたような気がする。
ただし、私はそこまでよ。

ここで終わらなかったのが 主人公の江利。 寿限無だけにとどまらず、初心者向けの落語探しへと欲が出て、CDは大人買い そして、iPodフル活用と落語にとりつかれ状態。( こういう勢いも大事よね。)
職場のつまらんトラブルや、実家のG.S.後継者問題にアタマを悩ませ、落語を習っている間も様々な人間模様を読み取りすぎ、そこに自分の現実との感情が抑えきれなくなったりする江利。
感情を出せるっていうことは、私は、好きだ。 だから、わかりやすい。

『誰もが 自分のバカさ加減に泣かされるんです。 その繰り返しが人生じゃないですか。』

『どんなことも 見方を変えれば 笑い話になるのだ』
そんな風に 大らかに生きていけるようになったら、私も、もうちっとバズーカ砲をぶっ放すこともなくなるんでしょうけどねぇ~。 
そうね、この機会だから、落語といえばこの人の落語は好きだった 桂枝雀さんのCDでも借りてこようかな。
でもって、今度私に会ったとき、もしも、携帯オーディオに「落語」が入っていたら、笑ってやってちょうだいな。
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by hello02 | 2009-12-08 17:34 |