Beatrice di Tenda


 二期会 Week in サントリーホール

  『愉しみの刻(とき)』 2009

 クラシックコンサートへは、さっぱりご無沙汰の私が 久々に行ってきました。


ベッリーニ作曲のオペラといえば『夢遊病の女』 『ノルマ』・・・・。
イタリアオペラの代表作曲家である彼の第9作目のオペラ(おそらく日本初演)のハイライトをコンサート形式で演奏というものだった。

今まで、ベッリーニの音楽に対してそれほど深い関心を寄せていなかった私だけれど、
今日の演奏を聴いて 彼の音楽の美しさを改めて感じさせられた。
メロディーがDur から mollに変化していくときと 切々と歌われるその悲しみの中になんともいえない美しさを感じた。
もちろん、これは、歌い手のベルカント唱法の素晴らしさがあっての話だけれど。
このオペラの題材である 15世紀のロンバルディア地方の歴史話をもっとしっかり予習してから見に行けば、もっともっと深いところまで、耳をかたむけられたかもしれない。

しかし、この高度な技術を要するこの曲。 ご当地ミラノ・スカラ座でもなかなか上演されていない。
ましてや、日本でとなると・・・今後、再び聞けるかどうか?
人間の声が、ここまで出せるのか?というその美しい響きに 酔いしれながら 
最後は、体がぞくぞくっとするほどの感動を与えてくれた極上のひと時でした。
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by hello02 | 2009-06-21 23:58 | My favorite things