4月に読んだ本 3


長編を読んだあとは、さっぱりとお風呂・・・・・じゃ、ないだろ011.gif

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奥田 英朗 著

『空中ブランコ』






 


頭痛を引き起こしそうになった長編小説の後は、この人の登場で、脳みそのねじれも元に戻った。
そう!049.gif 『町長選挙』(奥田英朗 著)にも出てくる 神経科医の伊良部。
彼は、どんな場面でもどんな患者にも、まずビタミン剤をうつ。 そして、彼のその異様な言動がいつの間にか患者にとっての心のビタミンとなる。

こんな医者、どこを探してもおらんわい!と、思いつつも、どこかにこんな医者がいたらええなとも思う。
空中ブランコにも果敢に挑戦する『珍しい素人』の医者、どっかにおりまへんかね。



腹抱えて笑ったあとに、こんな本。

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重松 清 著

『気をつけ、礼』


教師と教え子という関係は、何年たっても変わらない。 忘れられない教師。 忘れられない教え子。
忘れられない・・・といっても、自分にとってどういう感覚で忘れられない存在なのかは、それぞれ。
そんな様々な教師と教え子の関係を綴った 短編集。

いい思い出話ばかりを集めたものではない。 人間だからこそ持つ様々な感情・本音をじっくりと問いかけてくる作品。
あの時の、あの言葉・・・ その一言が、その態度が・・・・・。
重松作品は、本当にこういう日常のちょっとした事柄をうまく取り入れ、そしてそこから何かを考えさせられることが多い。
読了後、重い感情にはならないけれど、やはり過去の様々なことが作品を通して思い出された。
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by hello02 | 2009-04-27 14:47 |