ケータイ小説

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新堂 冬樹 著

「ブルーバレンタイン」を読了



ケータイ小説ということからだろうか
珍しく横書きの作品でした。
むむむ、これも一つの恋愛のカタチなのか・・・。



 またまた『殺し屋』のお話ではあるのですが、これもある意味恋愛小説なのでしょうか?

アリサは、5歳の誕生日の日に『青い蝶』のペンダントを身につけた男によって、目の前で家族を惨殺された。 惨劇の翌日、父の仕事仲間であったという小野寺によって発見されたアリサは彼のもとで 女ということと一切の感情を封じ込めて『アサシン』(暗殺者)として育てられる。
アサシンとして活動するときのアリサのコードネームは 『バレンタイン』
ある日小野寺の命令により有馬という男の暗殺を ヘリオスとともに命じられる。
ヘリオスもまたアサシンとして育てられた腕利きの男だった。
しかし、有馬のそばには四天王と呼ばれるアサシンがおり 2人の命がけの攻防が始まる。
そして、・・・・最後に明かされた驚愕の真実・・・

殺しあいのシーンは、やはり気持ちのいいものではないけれど 人間業を超越したスピード感あふれる表現は、途中で読み止めることをも忘れさせるほどだった。
感情というものを封印して育った主人公が、今までに味わったことのない感情がでてきたときの戸惑い、そして真実を聞かされたときの悲しみ 怒り。
アサシンとして活動してきても、人間として持つべき感情を捨てずにいたからこその結末。
恋愛感情にも色々カタチはあるけれど、あまりに哀しい。
でも、逆にほんの一瞬でもそういう感情を持てたことは、人間であることの証明なのかな?例え、アサシンだとしても・・・・。
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by hello02 | 2009-01-25 10:33 |